国民所得を80万円増やす経済政策

――アベノミクスに対する5つの提案

〈犀の教室〉
藤井聡 著
四六判 276頁
定価:1,650円(本体1,500円)
978-4-7949-6824-1 C0095 〔2016年6月〕


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デフレ完全脱却こそ最大の「財政健全化策」である

規律ある財政政策、デフレ完全脱却で「GDP 600兆円=国民所得80万円増」を達成し、財政健全化を果たせば、日本経済は必ず復活する。J・スティグリッツ、P・クルーグマンら世界の俊英との意見交換を経て、内閣官房参与が提示する、経済再生のシナリオ。

「日本経済再生に必要な、具体的かつ実践的な提案だ」
帯文――内閣総理大臣 安倍晋三

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【目次】

序 論 「600 兆円経済」は難しくない
第1章 スティグリッツとクルーグマンが主張した「積極財政」  脱出速度を確保せよ
第2章 「デフレ」は社会心理現象でもある  緊縮・競争主義がデフレ脱却を阻む
第3章 「日本破綻論」という完全なる虚構
第4章 「プライマリー・バランス目標」が、財政を悪化させている
第5章 「出口戦略」と「ワイズ・スペンディング」
第6章 「公共事業不要論」というデフレの鬼っ子
終 章 アベノミクスを成功させる「5 つの提案」

 

藤井聡(ふじい・さとし)
1968年、奈良県生まれ。京都大学大学院工学研究科教授(都市社会工学専攻)。京都大学土木工学科卒、同大学院土木工学専攻修了後、同大学助教授、東京工業大学助教授、教授、イエテボリ大学心理学科客員研究員等を経て、09年より現職。また、11年より京都大学レジリエンス研究ユニット長、ならびに第二次安倍内閣・内閣官房参与(防災減災ニューディール担当)。文部科学大臣表彰、日本学術振興会賞等、受賞多数。専門は、公共政策に関わる実践的人文社会科学。著書に『経済レジリエンス宣言』(日本評論社)、『プラグマティズムの作法』(技術評論社)、『大衆社会の処方箋 実学としての社会哲学』(北樹出版)、『社会的ジレンマの処方箋 都市・交通・環境問題のための心理学』(ナカニシヤ出版)、『国土学』(北樹出版)、『〈凡庸〉という悪魔』(晶文社)、『超インフラ論』(PHP新書)など多数。

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