『わたしはなにも悪くない』刊行記念 小林エリコ×鈴木大介 「二人で”弱さの情報公開”」 ※このイベントは終了しました。

 

 

 

 

 

 

 

ブラックな職場での過酷な労働体験からのうつ病、精神病院への入院、貧困、生活保護、機能不全家族との葛藤など、困難のオンパレードの人生を歩んできた小林エリコさん。その体験をまとめたエッセイ『わたしはなにも悪くない』は、死にたい、苦しい、生きているのがいやになった、など同じ困難を抱えているひとたちから、大きな反響を呼んでいます。
この本の刊行を記念して、高次脳機能障害の当事者である文筆業・鈴木大介さんとの対談を行います。
精神疾患と脳の機能障害、それぞれの困難を抱えたお二人の執筆活動は、いわば「声をあげたくてもあげられないでいる人たち」になり代わり、その声を代弁するもの。二人の「弱さの情報公開」を通じて、困難ななかでも絶望せず、ゆっくりと降りていける生き方のイメージが伝わればと思います。
みなさまのご来場をお待ちしています。
ぜひご参加ください!

【日 時】2019年6月10日(月) 20:00~22:00 (19:30開場)
【場 所】本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F (地図
【参加費】
■前売1,500yen + 1 ドリンク
■当日店頭2,000yen + 1 ドリンク

詳しくは書店HP内イベントページをご覧ください。

 

【出演者プロフィール】

◇小林エリコ(こばやし・えりこ)
1977年生まれ。茨城県出身。短大卒業後、エロ漫画雑誌の編集に携わるも自殺を図り退職、のちに精神障害者手帳を取得。現在は通院を続けながら、NPO法人で事務員として働く。ミニコミ「精神病新聞」を発行するほか、漫画家としても活動。自殺未遂の体験から再生までを振り返った著書『この地獄を生きるのだ』(イースト・プレス)が大きな反響を呼ぶ。
◇鈴木大介(すずき・だいすけ)
1973年千葉県生まれ。文筆業。家出少女、貧困層の売春、若者の詐欺集団など、社会からこぼれ落ちた人々を主な取材対象とする。著書に、『最貧困女子』(幻冬舎新書)、『家のない少女たち』(宝島SUGOI文庫)『最貧困シングルマザー』(朝日文庫)『老人喰い』(ちくま新書)『脳が壊れた』『脳は回復する』(新潮新書)など。またコミック『ギャングース』(講談社、原案『ギャングース・ファイル 家のない少年たち』〈講談社文庫〉)ではストーリー共同制作を担当。