――動物神話の世界
沖田瑞穂 著
四六判並製 256頁
定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-8045-8 C0095〔2026年2月13日発売予定〕
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豊饒の猪、先導する猿、出会いの鹿、
不死の蛇、性の馬、知恵の鮭――
動物たちが司るイメージと役割が描かれた神話を鮮明に解きほぐし、その背景と意味を探究する。【図版多数掲載】
普段の生活の中で、あるいは動物園などで見られる実在の動物たちは神話においてどのような役割と意味を担っているのか。インド神話への言及を中心に、東西の古代の神話、また現代の小説、アニメ、映画などに現れる動物たちのイメージを読み解いていく。
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【目次】
第1章:鳥――媒介するもの
❖死の鳥/❖不死を運ぶ鳥/❖盗む鳥(ほか)
第2章:猪・豚――豊穣と死
❖豊穣神の殺害者/❖殺される者と殺害者の同質性(ほか)
第3章:猿――先導するもの
❖先導する神:ハヌマーンとサルタヒコ/❖道をふさぐ猿神(ほか)
第4章:鹿――女神のあらわれ
❖鹿・王権・女神/❖男女の出会いと鹿/❖鹿と女神(ほか)
第5章:牛――聖なる動物
❖怪物としての牛/❖ミノタウロス/❖聖なる牛(ほか)
第6章:犬・狼――人類の最古の友
❖死の犬/❖狗耕田/❖自然界の裏切り者(ほか)
第7章:蛇・龍・ドラゴン――人間の永遠の畏れ
❖蛇と脱皮と不死/❖ヴリトラ龍退治/❖イランの蛇退治神話(ほか)
第8章:馬――女神と性
❖王女マーダヴィーと馬/❖スサノヲとポセイドンの馬(ほか)
1977年、兵庫県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科日本語日本文学専攻博士後期課程修了。博士(日本語日本文学)。現在、和光大学教授。専門はインド神話、比較神話。著書に『マハーバーラタの神話学』(弘文堂)、『マハーバーラタ入門―インド神話の世界』(勉誠出版)、『世界の神話』『世界の神話 躍動する女神たち』(以上、岩波ジュニア新書)、『怖い女』『怖い家』(以上、原書房)、『災禍の神話学』(河出書房新社)、『マハーバーラタ、聖性と戦闘と豊穣』(みずき書林)、『人間の悩み、あの神様はどう答えるか』(青春文庫)、『すごい神話』(新潮選書)、編訳書に『インド神話』(編訳、岩波少年文庫)、『インド神話物語』シリーズ(共訳、原書房)、『世界女神大事典』(共編、原書房)など多数。

