斎藤昌三 書痴の肖像

川村伸秀 著
A5判上製 504頁+カラー口絵8頁
定価:本体5500円+税
978‐4‐7949‐6964-4 C0095〔2017年6月〕


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明治・大正・昭和を生きた
斯くも面白き出版人!

風変わりな造本でいまなお書物愛好家を魅了し続けている〝書物展望社本〟――その仕掛け人・斎藤昌三の人物像と、彼をめぐる荷風、魯庵、茂吉、吉野作造、宮武外骨、梅原北明ら書痴や畸人たちとの交流を描き出し、日本の知られざる文学史・出版史・趣味の歴史に迫った画期的労作。
今では貴重な傑作装幀本の数々をカラー頁を設けて紹介。詳細な年譜・著作目録も付す。

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【目次】

第1章 座間に生まれる
第2章 『おいら』・我楽他宗・蔵票会
第3章 性神探訪と坪井正五郎の見えない糸
第4章 いもづる仲間と「芋蔓草紙」
第5章 『愛書趣味』と花園歌子の謎
第6章 梅原北明のエロ・グロ出版
第7章 内田魯庵所蔵の芭蕉像
第8章 吉野作造の明治文化研究会への参加
第9章 書物展望社での苦楽の日々
第10章 円本ブームと斎藤茂吉
第11章 『墨東奇譚』をめぐる荷風との対立
第12章 茅ヶ崎の郷土史家
第13章 『書痴往来』と書痴の晩年

 

◇川村伸秀(かわむら・のぶひで)
1953年東京生まれ。文筆家・編集者。著書に『坪井正五郎 日本で最初の人類学者』(弘文堂)、山口昌男との共著に『回想の人類学』(晶文社)、真島一郎との編著に『山口昌男―人類学的思考の沃野』(東京外国語大学出版会)、編集した本に山口昌男著『エノケンと菊谷栄―昭和精神史の匿れた水脈』(晶文社)、『柳田泉の文学遺産(全三巻)』(右文書院)などがある。
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