Category: 思想・哲学Subscribe to 思想・哲学



吉本隆明全集22[1985-1989]

吉本隆明 著
A5判変型・上製 594頁 定価:7,480円(本体6,800円)
978‐4‐7949‐7122-7 C0395〔2020年4月〕
「未知の現在」に「世界視線」という概念によって迫ろうとする『ハイ・イメージ論』の「I」、散文詩とも批評的箴言ともみなしうる言語をめぐる思考の記述『言葉からの触手』、1985年~89年の間に書かれた書評などを収録。単行本未収録1篇。月報は、先崎彰容氏、ハルノ宵子氏が執筆。第23回配本。



吉本隆明全集21[1984-1987]

吉本隆明 著
A5判変型・上製 760頁 定価:7,920円(本体7,200円)
978‐4‐7949‐7121-0 C0395〔2020年1月〕
「野生時代」の連作詩を組み替えてなった長編詩『記号の森の伝説歌』、柳田の新しい像を作り上げようと試みた「柳田国男論」、そして長い年月をかけてまとめられた西行と良寛についての二つの長篇評論を収録する。単行本初収録7篇。月報は、川本三郎氏 石森洋氏 ハルノ宵子氏が執筆。第22回配本。



原子力時代における哲学

〈犀の教室〉國分功一郎 著
四六判並製 320頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7039-8 C0095 〔2019年9月〕
なぜハイデッガーだけが、原子力の危険性を指摘できたのか――。ハイデッガーの知られざるテキスト「放下」を軸に、ハンナ・アレントからギリシア哲学まで、壮大なスケールで展開される、技術と自然をめぐる哲学講義録。3.11に対する哲学からの根源的な返答がここに。



吉本隆明全集20[1983-1986]

吉本隆明 著
A5判変型・上製 660頁 定価:7,480円(本体6,800円)
978‐4‐7949‐7120-3 C0395〔2019年9月〕
埴谷雄高との論争「重層的な非決定へ」と『死の位相学』の序に代えて書き下ろされた「触れられた死」などの評論・エッセイと連作詩の最後の時期を収める。単行本初収録32篇。月報は、中島岳志氏 岩阪恵子氏 ハルノ宵子氏が執筆。第21回配本。



吉本隆明全集19[1982-1984]

吉本隆明 著
A5判変型・上製 692頁 定価:7,700円(本体7,000円)
978‐4‐7949‐7119-7 C0395〔2019年4月〕
小説やCMから少女漫画まで、さまざまな作品を個々の作者ではなく「現在」という作者が生みだしたものとして論じる『マス・イメージ論』と、時期を接して生じた世界的な「反核」の動きを批判した「反核運動の思想批判」などを収める。単行本初収録6篇。第20回配本。



街場の平成論

〈犀の教室〉内田樹 編著
四六判並製 260頁 定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-7037-4 C0095 〔2019年3月〕
平成の30年は、日本の国運が「隆盛」から「衰退」へと切り替わる転換期だった。平成という時代の終わりに向けて、この間に生まれた絶望の面と希望の面を、 政治・社会・宗教・自然科学など9つの観点から回想するアンソロジー。



ふだんづかいの倫理学

ふだんづかいの倫理学

〈犀の教室〉平尾昌宏 著
四六判並製 400頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7038-1 C0012 〔2019年3月〕
社会も、経済も、政治も、科学も、倫理なしには成り立たない。人生の局面で判断を間違わないために、正義と、愛と、自由の原理を押さえ、自分なりの生き方の原則を作る! 道徳的混乱に満ちた現代で、人生を炎上させずにエンジョイする、〈使える〉倫理学入門。