坐の文明論

――人はどのようにすわってきたか

矢田部英正 著
四六判上製 368頁
定価:本体2200円+税
978-4-7949-7027-5 C0095 〔2018年6月〕


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文明の起源は身体にあり

わたしたちの文明を物心両面にわたって育んできた「坐」の技法。いま失われかけているこの身体技法を、世界的・歴史的な視座から再構築する壮大な試み。坐の形態の世界分布、床坐民族と椅子座民族の身体感覚の違い、座具が各国の空間様式をいかに形づくったのか、具体的な椅子の製作の裏側にある坐理論のバリエーション、それとよりよくマッチするための身体技法など、〈人とすわること〉 についてをトータルに考察した、画期的な文明論。

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【目次】

第1章 坐の形態論―世界各地の坐文化
第2章 坐の象徴論―椅子座と床坐の文明
第3章 座の空間論―中国椅子史と日本の受容
第4章 座の様式論―フランス家具の様式と名称
第5章 座の語彙論―椅子の名称とタイポロジー
第6章 坐の技法論―身体が導く椅子デザイン
第7章 坐の文明論―文明とは身体である

 

◇矢田部英正(やたべ・ひでまさ)
1967年生まれ。筑波大学大学院体育研究科修了。武蔵野美術大学講師。大学では体操競技を専門とし全日本選手権、インカレ等に出場。選手時代の姿勢訓練が高じて日本の修行・芸道の身体技法を研究する。その一環として椅子のデザイン開発に着手。「身体感覚のデザイン」をテーマとしたプロダクトレーベル”Corpus”をプロデュースし、デザイン・製作を手掛ける。著書に『椅子と日本人のからだ』(晶文社/ちくま文庫)、『たたずまいの美学』(中央公論新社/中公文庫)、『美しい日本の身体』(ちくま新書)など。
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