生きづらさにまみれて

姫野桂 著
四六判並製 208頁
定価:1,650円(本体1,500円)
978-4-7949-7271-2 C0095〔2021年6月17日発売予定〕


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物書きなら、文章でやり返せ!
『発達障害グレーゾーン』大ヒットの姫野桂、
待望の初エッセイ

自分の「欠け」を恋人で埋めようとしても男じゃ埋まらないんだな~これが。これやるとたいてい失敗するよね。──まんきつ(漫画家)

致命傷にはならないレベルで血を流し傷口をえぐり、しかしそれが心の安定にも繋がるし自己表現でもあるという、リスカの代償行為のような本です!──吉田豪(プロインタビュアー)

閉塞的な地方都市で一人っ子として生まれ、毒親傾向のある両親に育てられた子ども時代。スクールカースト底辺から抜け出せなかった中高時代。ヴィジュアル系バンドの推し活に恋に、遅れてきた青春を捧げた大学時代。発達障害(30歳になってから発覚)の二次障害の双極性障害や摂食障害に苦しめられた就活、すさまじく向いていなかったOL時代。25歳でライターに転身、やっと自分の居場所を見つけたものの、タチの悪い仕事関係者に「都合の良い女」にされたり、風俗嬢のアルバイトをしたり、ネット炎上騒動に巻き込まれたり、コロナの影響でアルコール依存症になったり……「自己肯定感超低い女子」の33年の軌跡。

「ヨウヘイ氏は私とのセックスでハメ撮りをすることを好んだ。最初は嫌で拒んでいたものの、あるときふと思い付く。あえてハメ撮りをさせて、彼女に浮気の証拠として送り付けようと。彼は私がハメ撮りを許可すると、喜んでベッドの縁にスマホをセットした。その際「もうちょっとこういう角度の方がいいんじゃない?」と彼の顔が映る角度にセッティングし直した。
セックスの後、『あの動画、欲しいな 』とLINEすると、その動画が送られてきた。このとき心の中でヨッシャとガッツポーズした。最後の切り札に、この動画を使うのだ。そうすれば彼は彼女を失うし、SNSにでもアップすれば仕事だって失うだろう……今思うと、当時の私の思考回路は相当ヤバい。自分のセックスする姿は人に見られてもいいと思っていたのだ。それほど私は彼に依存し憎んでいた。」(本文より)

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【目次】

01_自傷行為
02_バンギャル
03_バンドマン
04_自己肯定感
05_顔出し
06_炎上
07_毒親
08_スクールカースト
09_Uターン
10_生理
11_風俗嬢
12_フェミニズム
13_ルッキズム
14_グラビアアイドル
15_サラリーマン
16_新型コロナウイルス
17_アルコール依存症
18_婚活
19_発達障害
20_ライター

 

◇姫野桂(ひめの・けい)
フリーライター。1987年生まれ。宮崎県宮崎市出身。日本女子大学日本文学科卒。大学時代は出版社でアルバイトをして編集業務を学ぶ。卒業後に一般企業に就職し、25歳のときにライターに転身。現在は週刊誌やWEBなどで執筆。専門は社会問題や生きづらさ。著書に『私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音』(イースト・プレス)、『発達障害グレーゾーン』(扶桑社新書)、『「発達障害かも?」という人のための「生きづらさ」解消ライフハック』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。

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