渋谷半世紀

――都市×カルチャー×未来

内田朋子 後藤充 著
四六判並製 200頁
定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-8025-0 C0095〔2025年11月6日発売予定〕


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山口周氏 推薦!

「多様な人たちが集まって
集合的に生み出している総合芸術、
それが渋谷という街の本質なのですね。
あなたも共同制作者として関わってみませんか?」

共同通信社の連載を軸に、多彩な証言と論考を集成。渋谷の半世紀を振り返りながら、都市・カルチャー・未来の3つの視点でその現在地を読み解いていく。来街者から実務家、次世代のクリエイターまで、誰にでも開かれた渋谷という街の本質に迫り、次の50年への道筋を描き出す一冊。

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【目次】

 

第1部 都市

 

公園で遊ぶ子どものように

糸井重里

 

渋谷の過去、現在、未来──大都市から見えるこの国のカタチ

吉見俊哉

宇川直宏

 

最後の渋谷系「ホフ」が語る地元愛

小宮山雄飛

 

昭和レトロの第一人者が写し歩いた渋谷

町田忍

 

第2部 カルチャー

 

渋谷を鮮やかに彩り続ける「HARUMI GALS」

山口はるみ

 

劇場、演劇、街

G2

永作博美

 

音楽カルチャーはクラブから

沖野修也

 

私がミニスカートをはいても、ニューストピックにならない世の中になってほしい

野宮真貴

 

世界へのランウエー 渋谷、原宿、竹下通り

古田泰子

ティファニー・ゴドイ

 

公園通りから見える世界の流行

平松有吾

 

第3部 未来

 

真の多様性を渋谷から広げたい──性的マイノリティーへの偏見、差別、排除をなくす

午前0時のプリンセス

聖秋流

momohaha

大内アイミ

JESSICA

 

産官学民こどもとつくる渋谷区“未来の学校”──理想像はみんな違っていい

金子嘉宏

北村久美子

 

長いスパンで捉える生態系、都市、アートの行方──時代を超えてゆく真の創造力とは?

Chim↑Pom from Smappa!Group

エリイ

林靖高

牧田習

 

特別寄稿1 渋谷は、渋谷ではなかった──吉見俊哉

特別寄稿2 坂を上る渋谷から、川筋を這う渋谷へ──吉見俊哉

特別寄稿3 神社とアングラ、天井桟敷とジャン・ジャンの間──吉見俊哉

解説 創造的に記憶/忘却する超舞台としての渋谷──北田暁大

 

◇内田朋子(うちだ・ともこ)
青山学院大学経営学部卒業。共同通信社入社後、デジタル戦略本部企画開発室委員として写真事業会社の企画・立ち上げに参画。編集局ニュースセンター校閲部を経て、現・同メディアセンター予定チーム委員。メディア出演、講演会・シンポジウムなど登壇多数。京都芸術大学講師、情報経営イノベーション専門職大学客員教授、デジタルアーカイブ学会評議員。著書に『すごいぞ! はたらく知財~14歳からの知的財産入門』(晶文社)
◇後藤充(ごとう・みつる)
フリーアナウンサー、京都芸術大学、法政大学、昭和女子大学講師、エッセイスト。青山学院大学経済学部を卒業後、FBSにアナウンサーとして入社、その後フリーに。朝の情報番組でレギュラーを長年勤めるほか、テレビ、ラジオ、講演、司会などで幅広く活躍中。大学では、メディア論、プレゼン、朗読などの授業で、学生たちの伝える力を向上させるべく、教鞭をとっている。近著に「暮らしの図鑑~手紙の楽しみ」(翔泳社)など、著書多数。