六本木洗脳

小阪由佳 著
四六判並製 248頁
定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-8030-4 C0095〔2025年11月19日発売予定〕


アマゾンで購入する
楽天ブックスで購入する
セブンネットで購入する

 

ミスマガジングランプリから一転、
炎上に呑みこまれた日々。
なぜ洗脳は起き、どう抜け出せたのか

ミスマガジングランプリから一転、炎上に呑みこまれた日々。支配と依存の連鎖、“姉さん”成り代わりブログ騒動、激太りライブに至る混迷――――。なぜ洗脳は起き、どう抜け出せたのか。2000年代の渋谷・六本木、夜の街の空気とネット黎明期の暴力性を当事者の筆致で記し、心を取り戻すための方法を提示する。赤裸々でありながら冷静――回復へ向かう思考と生活習慣(−20kgの過程)までを率直に綴る。〈壊れない/壊さない〉ための実践禄。

丸山ゴンザレス氏 推薦

心の闇を言葉にしたとき、呪縛は解けた。
この本は、その“証”である。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【目次】

おわりのはじまり

遺品整理

1万6500人のトップに選ばれたド素人

2003年5月某日 初めての渋谷

芸能界の舞台裏

光と影

 

第1章 見て見て!見ないで。

グラビアアイドルのダイエット

テレビの中の自分が許せない

大スキャンダル

2007年10月某日 仕組まれたスクープ

2007年10月某日 針のむしろ

 

第2章 洗脳デブ

奴隷と呼ばれた日々

2009年3月某日 偽りの覚悟

2009年11月某日 キャラ変の真相

20㎏の激太り

2010年1月某日 バター乗せカツカレーと嘔吐

崩壊と孤独

2010年2月11日 衝撃の激太りライブ

 

第3章 悲劇のヒロイン

折れた心

2010年5月某日 残された日々

小さい頃の夢

復活の兆し

2011年8月某日 希望と切望

2011年11月某日 外界との接触と洗脳のほころび

2011年12月某日 ショパン「別れの曲」

 

第4章 フラッシュバック

私は自分を許すことができない

2012年1月 人生失格

家族問題

罪に時効はあるのに、なぜ過去はいつまでも追いかけてくるのだろう

 

第5章 小阪由佳の変化

化け物のような自分を受け入れる

私は私を許すことにした。

全身の皮がむける感覚

 

第6章 町田から今ここに。

自分を取り戻すプロセス

2014年12 月 少しずつ

2015年4月 批判殺到

もう怖がらない

2020年7月 コロナ禍で

リスタート

 

第7章 裸洗~らせん~

今を楽しんで生きるという覚悟

愛するということ

なんてったってアイドル

2025年7月某日 洗脳されていた16年間の終焉

 

あとがき ~星に願いを~

洗脳チェックシート

◇小阪由佳(こさか・ゆか)
1985年6月27日神奈川県生まれ。自身の洗脳体験という逆境を機に、メンタルヘルス(心の健康)の重要性を痛感。平本あきお氏をはじめ様々なジャンルの方々に教わり対人コミュニケーション、瞑想インストラクターなど幅広く研鑽を積む。現在はセミナー講師として活動し、自身の経験に基づいたデジタルタトゥーや誹謗中傷による心のケア、そして若年層へのサポートに注力している。また、20kg減量に成功した独自のメソッドを用いたダイエットカウンセリングも高い評価を得ている。芸能事務所(株式会社グラビアアイドル)の代表として、多様性の時代を尊重し、女性だけでなく、男性グラビアアイドルも発掘・育成するなど、業界に新たな風を吹き込む挑戦を続けている。自身もタレントおよび文化人として多岐にわたり活動中。