喋る猫はいなくても

八木詠美 著
四六判並製 172頁
定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-8046-5 C0095〔2026年2月13日発売予定〕


アマゾンで購入する
楽天ブックスで購入する
セブンネットで購入する

 

きっと喋る猫がいたら、
私は小説を書いていなかっただろう

気が付けば生活の一部となった書くことについて、作家は考えを巡らせる。
『空芯手帳』(太宰治賞)『休館日の彼女たち』(河合隼雄物語賞)、国内外で注目を集める作家による初のエッセイ集。

この忙しくて乱暴な世界で、自分に言葉があることを、ともすれば存在することすら忘れそうになるけど、まずは自分のことを書いてみよう。
もしかしたら私はもう少し自分のことを許せるかもしれないし、ひょっとしたら誰かが読んでくれるかもしれない。
あなたが今この文章を読んでいるように。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【目次】

ここではない、青い丸

ネタバレ巡回

夢のPDCA

喋る猫はいなくても

ところでペットって飼ってます?

サバイバル煮物

モーニング娘。が苦手だった

「正しいオス」と「透明の女」

わからなさとの付き合い方

2月の日記(前半)

2月の日記(後半)

牡蠣が見せる夢

2人もいる!

犬、カレー、子ども?

祝いと熊

未知なる贈り物

シャウエッセイ

着回さない

10月の日記(前半)

10月の日記(後半)

ニャウニャウウェーブ

有吉佐和子健康法

ちがうよ!

脚はみぞおちから生えています

「そんなに楽しくありません」

とにかくモチベーションが高い人

今日もどこかに

青春はおでんのつゆ

歯を食いしばって生きている

雷を見る

ストックホルム・クロアチア(・ウィーン)旅行記1

ストックホルム・クロアチア(・ウィーン)旅行記2

膝の皿を金継ぎ

 

◇八木詠美(やぎ・えみ)
1988年長野県生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業。2020年『空芯手帳』で第36回太宰治賞を受賞。世界25カ国語での翻訳が進行中で、特に2022年8月に刊行された英語版(『Diary of a Void』)は、ニューヨーク・タイムズやニューヨーク公共図書館が今年の収穫として取り上げるなど話題を呼んでいる。2024年『休館日の彼女たち』で第12回河合隼雄物語賞を受賞。