勅使川原真衣 著
四六判並製 240頁
定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-8065-6 C0095〔2026年8月25日発売予定〕
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注目の組織開発者による
常識を覆す究極のハラスメント対策本
ハラスメントにサヨウナラ! 注目の組織開発者が書いた、常識を覆す究極のハラスメント対策本。人と人との関係を主軸に置いた、あたらしい組織論がここにある。
「意識啓発をどれだけ頑張っても組織からハラスメントがなくならない理由はこれだったのか。ハラスメントに苦しむ人がいなくなりますように」──太田啓子(弁護士)
「ハラスメントは被害者と加害者の問題ではない。私たち皆が分業して立ち向かうべき構造なのだ。全社会人必読の書」──朱喜哲(哲学者)
「ハラスメント」という言葉は社会の至るところに溢れたが、その氾濫に現場は追いつけず、事案は多元化・複雑化している。
ハラスメント防止教育やアンガーマネジメント研修など、個人の意識・感情・スキルの改善を前提とする「個人モデル」では、ハラスメントを根絶するのはむずかしい。その根は個人の悪意にあるのではなく、構造にある。ハラスメントの「個人モデル」から「社会モデル」への視点の転換が必要だ。
組織開発者として注目を集める著者が、事例的なストーリーもあげながら、ハラスメントの構造を解きほぐす画期的なテキスト。企業の経営陣、中間管理職、現場の社員それぞれに有益な、ハラスメントを終わらせるための究極の対策本。
“私は本書において、ハラスメントを「問題の個人化」を超えた観点から眺め直そうとしている。ハラスメントという感情や傷つきを問題にするところまでやっときたのなら、それを個人単位の良し悪し、加害・被害のような単純化した二項対立的議論や、新自由主義の申し子である「自己責任論」の延長線上から離したいのだ。”(本文より)
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【目次】
序章 「ハラスメント」飽和社会を読む
第1章 ハラスメントの現在地
第2章 「個人モデル」でハラスメントを見ることはなぜ不毛なのか?
第3章 「社会モデル」で見るハラスメント
第4章 関係論的ハラスメント防止策とは何か
第5章 終章 組織がつづくということ
おわりに
横浜市生まれ。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。外資コンサルティングファーム勤務を経て、2017年に組織開発を専門として独立。個人の能力でなく「関係性」という切り口から、組織をより良くする提案を行う。二児の母。2020年から乳がん闘病中。初の著書『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社)で紀伊國屋じんぶん大賞2024の8位に入賞。『働くということ 「能力主義」を超えて』(集英社新書)で2024年新書大賞第5位入賞、HRアワード2025書籍部門入賞。その他著書多数。近著に『組織の違和感』(ダイヤモンド社)、『「頭がいい」とは何か』(祥伝社新書)、『「対話」がやってきた』(ホーム社)がある。論壇誌「Voice」や読売新聞「本よみうり堂」での連載のほか、文化放送「武田砂鉄ラジオマガジン」などでも発信中。

