――中堅校をめざす親子がウェルビーイングに生きるための心得
西田真志 著 ONETES株式会社 監修
四六判並製 208頁
定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-8081-6 C0037 〔2026年10月23日発売予定〕
![]() |
アマゾンで購入する 楽天ブックスで購入する セブンネットで購入する |
中学受験をもっと自分らしく!
「中堅校」を第一志望とする家庭に向けて――
受験を「不安の物語」から「成長と幸福の物語」へ
中学受験は、難関校受験がメディアなどで多く取り上げられるが、実際のボリュームゾーンは、偏差値50前後の「中堅校」。また、最近では、上位校合格のために小学校低~中学年から塾に通って中学受験勉強をしっかりとする「ガチ受験」に対して、趣味や習い事を続けながら中堅校を受験をする「ゆる受験」というものが注目されている。
しかし、中堅校は偏差値が高くないからといって決して楽な受験ではなく、むしろ上位校の併願校となるためにシビアな結果になることもある。その現実を目の当たりにしてきた著者が、中堅校を受験する受験生、保護者に向けて「よい中学受験だった」と思える結果を残すための方法をアドバイスする。
巻末の特別寄稿(ONETES株式会社)は「AI時代に転換する教育と中学受験」をテーマとし、教室(学校での学び方)の変化と未来の教室予測を示す。その教室の変化と共に、中学受験も変化してきていることを明らかにし、予測される未来の入試像を提示する。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【目次】
第1章 なぜ今「中学受験」が注目されるのか
近年の中学受験をとりまく環境
首都圏に多い私立中学/区市町村別の私立中学進学率/そもそも「中堅校」とは?/増加する〝ゆる受験〟層/ゆる受験はゆるくない/中堅校人気の背景
成績よりも大切な〝親の関わり方〟
中学受験はゴールではない/「子どもが自分で決める」こと/受験勉強中の親のマインド/親にしかできない仕事/信頼関係の構築/褒めるところを探す
第2章 子どもを成長させる志望校の選び方
まずは学校を知ること
合同相談会でのブース/学校説明会/オープンスクール/文化祭/入試説明会・入試体験会/授業見学会/模試会場説明会
説明会の登壇者から見えるもの
ブランド・流行にだまされない
大学合格実績の見方
同偏差値帯の学校と比べる/国立大学の合格者数を見る/高校のコース制に注意/〝一般受験文化〟の有無/海外大学の合格者数
第3章 模試と情報の正しい読み方
模試を理解して、活用する
判定%についてしっかりと理解する/模試の特徴を理解する/模試の上手な活用法/結果に一喜一憂しない/得意科目という「武器」を磨く
模試の裏事情
第4章 中堅校合格のための入試のポイント
親も知っておきたい、入試のポイント
志願者速報の意味を理解する/4科?それとも2科?/2月1日午後受験の受験校について/複数回受験、したほうがよい?/英語検定等の加点優遇の重要性/併願校アンケートの答え方/受験スケジュールの組み方/提出書類の通知表について/過去問は学校からのメッセージ
イレギュラー対応の確認
受験票を忘れた/子どもが試験教室に行ったあと、忘れ物を届けたい/集合時間に間に合わない/感染症で欠席の際の振替受験、並びに追試/出願書類に不備があった/保健室受験/入学の手続きを忘れてしまった
第5章 メディアではわからない中学入試の裏側
入試は学校にとっても一大イベント
入試に向けて・入試中、学校はどう動いているのか
1月中旬/1週間前/1月31日/2月1日・午前/2月1日・午後/2月1日・入試終了後/2月2日/2月3日/2月4日/2月5日以降
中学受験エピソード
入試4日目に初めて本校にきた受験生/本人は第1志望、親は併願希望/入試スケジュールの組み方の難しさ/お手本のような中学受験の戦い方/12歳の本気/母の精神力の勝利/入試最終日に学校説明会をしてみたら/入試最終日に個別相談してみたら
個別相談質問あるある
どんな生徒が多いですか/宿題は多いですか/いじめはありますか/今、不登校で……/在校生は塾にどれくらい行っていますか
第6章 娘たちの受験記─〝ゆるくない〟日々が残したもの
保護者として向き合う中学受験
長女の中学受験
「パパの学校に入りたい!」/思考コードを使っての分析/こっそり見せた、小さなガッツポーズ
次女の中学受験
学校選びからスタート/前向きになれた文化祭/笑顔で中学受験を終了
巻末特別寄稿(ONETES株式会社)
AI時代に変わる教育と中学受験―これからの時代を生きる力を育む学校選びへ―
文化学園大学杉並中学・高等学校 入試広報部長。早稲田大学教育学部理学科生物学専修を卒業後、2005年文化女子大学附属杉並中学・高等学校(現:文化学園大学杉並中学高等学校)に入職。学年主任や入試広報副部長などを務め2019年より現職。中学受験のポイント、親のマインドセットなどの話が熱い。勤務する学校の枠にとらわれない親身なアドバイスが受験生・保護者の支持を得ている。プライベートでも保護者として長女・次女の中学受験を経験。
ONETES株式会社(旧・首都圏中学模試センター)は、首都圏で中学受験の模擬試験を実施する会社のひとつで、塾を母体としないことから、受験生主体の中立的な立場で模試を運営。本書では、首都圏の中学受験者数の推移をはじめとする受験データを提供すると共に、内容を監修。巻末には「AI時代に転換する教育と中学受験」をテーマに特別寄稿。

