会社で働く

西村佳哲 著
四六判並製 508頁
定価:2,420円(本体2,200円)
978-4-7949-8077-9 C0095 〔2026年11月19日発売予定〕


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私たちの
仕事をつくる

働かされるより「働きたい」人は、どこへ向かえばいいのか? 仕事や働く場を育ててきた15名と、それぞれの就活を振り返って考える。働くって、会社って、なんだろう。

就活が大人になる通過儀礼のようだった時代。転職が当たり前になり、生涯を通じて長く働くようにもなった現在。たくさんの人が〝働いて生きてゆく場所〟を探している。さまざまな分野で活躍する15名と、各自の就活体験をふり返って考える、働くことと、会社というもの。立場や世代を超えて届けたい、私たちの仕事をめぐる問い。
公益財団法人せたがや文化財団 生活工房のトークイベント「どう?就活 自分と仕事の出会い方」での対話をもとに、働くこと、会社についてさまざまな角度から掘り下げる。

 

“たいていの人はできる限りのことをしたいし、持ち合わせた時間の中で精いっぱい働いていると思う/けど、みんながすごく働いたその先で、社会が空虚なものになってしまうのはいったいどういうことなんだろう?/私はある頃から「会社」がこの社会の空虚さの発生源なんじゃないかと思うようになった/波打ち際にあたる「就活」から、「働く」ことと「会社について、考えてみることができるんじゃないか。”(まえがきより)

 

【対話者】
本城慎之介 学校法人 軽井沢風越学園 創設者/牟田都子 校正者/東野華南子 株式会社 リビルディングセンタージャパン 取締役/団 遊 アソブロック株式会社 代表取締役/今井紀明 認定NPO法人D×P 創設者/さこうもみ 元 株式会社GoodMorning 代表取締役、現 東京都武蔵野市議会議員/スティルウォーター(青木佑子・白石宏子・玉置純子・吉倉理紗)/松山剛己 松山油脂株式会社 代表取締役、株式会社マークスアンドウェブ 代表取締役/川内有緒 ノンフィクション作家、映画監督/鳥羽和久 株式会社 寺子屋ネット福岡 代表取締役、作家/北川史織 元『暮らしの手帖』編集長、編集者/小川立夫 パナソニック ホールディングス株式会社 執行役員 グループCTO

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【目次】

 

■第一章

本城慎之介さんの話

──身体と夢を壊さない程度に頑張りましょう
[学校法人 軽井沢風越学園 創設者・現理事長]

牟田都子さんの話

──いまいる場所に自力で来たと思っていない
[校正者]

東野華南子さんの話

──自分の命が、社会がよくなることに使われるのがいい
[株式会社 リビルディングセンタージャパン 取締役]

団 遊さんの話

──会社とは人が育つ場である
[アソブロック株式会社 代表取締役]

 

■第二章

今井紀明さんの話

──話すことで、自分の価値観を見つけてきた
[認定NPO法人D×P 創設者・現理事長]

さこうもみさんの話

──「椅子持ってきたんで、ここに座ります」みたいな
[元 株式会社GoodMorning 代表取締役、現 東京都武蔵野市議会議員]

スティルウォーターの4人の話

──仲間がいる、社会に循環させていく
[クリエイティブコンサルティングファーム(青木佑子・白石宏子・玉置純子・吉倉理紗)]

松山剛己さんの話

──時間だけが平等だから、大事に使ってほしい
[松山油脂株式会社 代表取締役、株式会社マークスアンドウェブ 代表取締役社長]

 

■第三章

川内有緒さんの話

──誰の為に生きるのか?って、やっぱり自分の為じゃないですか
[ノンフィクション作家、映画監督]

鳥羽和久さんの話

──自分を発見していく過程でしかない
[株式会社 寺子屋ネット福岡 代表取締役、作家]

北川史織さんの話

──自分がいる場所には、責任を持った方がいいんじゃないかな
[元『暮らしの手帖』編集長、現編集者]

小川立夫さんの話

──「この仕事には意味があるね」と思えることが積み重なることで
[パナソニックホールディングス株式会社 執行役員 グループCTO]

 

■第四章

働くってなに? 会社ってなに?

一言で言えないことを/〝働き〞について/「はためく」という語源/感じていることを大事にすると/なぜ効率的に働かないといけないのか/より本人になりつづけている大人たちがいる/「会社」ってなに?/なんのための会社、という起点/利益の扱い方/個人のライフスパンを越えて/会社は生きている?

 

あとがき

 

◇西村佳哲(にしむら・よしあき)
1964年東京生まれ。プランニング・ディレクター。リビングワールド代表。働き方研究家。つくる・書く・教える、大きく3つの領域で働く。
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒。大手建設会社の設計部で働いた後、1994年に独立。竹村真一氏の仕事を手伝いつつ自分の仕事を始め、「センソリウム」や「サウンドバム」などのプロジェクトを手がける。2002年に西村たりほと「リビングワールド」を設立。2003年に『自分の仕事をつくる』を上梓。2014年から数年間徳島県神山町に居住。同町の「まちを将来世代につなぐプロジェクト」第1期を手がけた。現在は東京で暮らし、ワークショップや執筆、いくつかの会社や組織の支援業務に携わっている。