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退歩のススメ

退歩のススメ

――失われた身体観を取り戻す

藤田一照・光岡英稔 著
四六判並製 228頁 定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-6983-5 C0095 〔2017年12月〕
からだの声を聞かなくなって久しい現代。外側にばかり向いていた気持ちを自らの内側へと向けることで、本来の姿が立ち現れる。目を閉じ、合掌し、意識を静かにおろす。感覚をあえて閉じることで見えてくる世界とは。一歩下がることからはじめる生き方のすすめ。



儒教が支えた明治維新

儒教が支えた明治維新

〈犀の教室〉小島毅 著
四六判並製 276頁 定価:2,090円(本体1,900円)
978-4-7949-7033-6 C0021 〔2017年11月〕
古来より朱子学によって国を治めた中国・韓国に対し、日本では教養としての朱子学が、水戸光圀、吉田松陰、西郷隆盛、伊藤博文らへと受け継がれ、明治維新を支える思想となっていった。東アジアの中の日本を俯瞰して論じる、新しい明治維新論。



おおきく考えよう

おおきく考えよう

――人生に役立つ哲学入門

ペーテル・エクベリ 作 イェンス・アールボム 絵 枇谷玲子 訳
A5判並製 152頁 定価:1,650円(本体1,500円)
978-4-7949-6975-0 C0010 〔2017年10月〕
「教育の国」スウェーデン発、幸福に生きるための “考えるレッスン”! この本には、人生に役立つ哲学の知恵やノウハウが書いてある。でも、きみがどうやって生きるか、答えは書いてない。考えるのは、きみだ。さあ、思考の冒険に出かけよう!



吉本隆明全集13[1972-1976]

吉本隆明 著
A5判変型・上製 706頁 定価:7,480円(本体6,800円)
978‐4‐7949‐7113-5 C0395〔2017年9月〕
はじめて海外の文学者たちを論じた『書物の解体学』、長くその資質にひかれて論じてきた「島尾敏雄」のほか、1972年から1976年の間に発表された詩11篇と、この期間の主要な評論・講演・エッセイ(単行本未収録2篇を含む)を収録する。第14回配本。



謎床

――思考が発酵する編集術

松岡正剛 × ドミニク・チェン 著
四六判並製 360頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-6965-1 C0095 〔2017年7月〕
越境し続けるIT界の異才、ついに編集工学の門を叩く。変化の背後にある「情報」の本質とは何か。トランプ問題から民主主義、貨幣、アニメ、監視社会から、痛みと生命まで、圧倒的に語り明かす。門外不出、究極の「ヒント集」誕生。



日本の覚醒のために

――内田樹講演集

〈犀の教室〉内田樹 著
四六判並製 352頁 定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-7031-2 C0095 〔2017年6月〕
グローバリズムに翳りがみえてきた資本主義末期に国民国家はどこへ向かうのか? これからの時代に宗教が担う役割は? ことばの持つ力をどう子どもたちに伝えるか?……日本をとりまく喫緊の課題について、情理を尽くして語った著者渾身の講演集。



吉本隆明全集37[書簡Ⅰ]

吉本隆明著
A5判変型・上製 456頁 定価:6,600円(本体6,000円)
978‐4‐7949‐7137-1 C0395〔2017年5月〕
文筆家・川上春雄宛全書簡を収載。『試行』単独編集、試行出版部創設、『初期ノート』刊行、「全著作集」刊行開始――。1962~68年の頃が白熱の核心となる川上春雄宛全書簡150通余り、および川上春雄の吉本会見記などの訪問記録ノートやその貴重な収集資料を収録する。