鈴木潤 著 写真:植本一子 四六判並製 240頁 定価:1,815円(本体1,650円) 978-4-7949-7178-4 C0095 〔2020年6月〕 三重県四日市市で1976年に開店した子どもの本専門店「メリーゴーランド」。その京都店を任されることになった著者が、突き動かされるように取り組んできたこれまでの仕事と暮らしについて、てらいのない筆致で綴る一冊。
小倉明彦 著 四六判並製 264頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7176-0 C0045 〔2020年6月〕 神経科学は脳や神経のしくみを細胞・分子レベルで解明する学問。難解でとっつきにくいとされるこの分野の魅力と謎を、第一人者でありながら“つむじまがり”な著者が解説! 認知症のメカニズムやPTSDなど記憶障害についての最新研究も盛り込んだ、超絶エンタメ講義。
樋口恭介 著 四六判並製 314頁 定価:2,200円(本体2,000円) 978-4-7949-7177-7 C0095 〔2020年5月〕 未来は無数にあり、認識可能な選択肢はつねに複数存在する。だからこそ、わたしたちは書物を読み、物語を生き、未来を創造せねばならない。ディストピア/ポストアポカリプス世代の先鋭的SF作家・批評家が、無数の失われた未来の可能性を探索する評論集。
見市雅俊 著 A5判上製 304頁 定価:4,290円(本体3,900円) 978-4-7949-7179-1 C0022 〔2020年5月〕 どの時代にも、その時代を象徴する伝染病がある。中世においてはペスト、大航海時代においては梅毒、そして進歩と帝国主義の時代と言われる19世紀のそれはコレラであった。人間中心の歴史観を排し、細菌の側から歴史をみつめなおした画期的な名著、待望の復刊。
安藤まな 著 四六判並製 256頁 定価:1,650円(本体1,500円) 978-4-7949-7174-6 C0095〔2020年4月〕 生きるのがつらいから、「養ってもらいたい」ってダメですか? 幼少期より社会に適応ができず、常に不安と絶望にまみれていた著者が、SNSをきっかけに交際0日で結婚したことにより様々な生きづらさが解消され、幸せを感じられるようになったという。生きづらさに対して「結婚」という選択肢を伝える、体験エッセイ。
吉本隆明 著 A5判変型・上製 594頁 定価:7,480円(本体6,800円) 978‐4‐7949‐7122-7 C0395〔2020年4月〕 「未知の現在」に「世界視線」という概念によって迫ろうとする『ハイ・イメージ論』の「I」、散文詩とも批評的箴言ともみなしうる言語をめぐる思考の記述『言葉からの触手』、1985年~89年の間に書かれた書評などを収録。単行本未収録1篇。月報は、先崎彰容氏、ハルノ宵子氏が執筆。第23回配本。
〈犀の教室〉内田樹 編著 四六判並製 268頁 定価:1,870円(本体1,700円) 978-4-7949-7040-4 C0095 〔2020年4月〕 아이고(アイゴー)、困っています。もつれた結び目を解くために、みなさんの知恵を貸してください。荒れるネット言説、政治のねじれ、歴史修正主義……。日韓をめぐるさまざまな事象は、「問題」ではなく「答え」である。11人の寄稿者が考える、日韓相互理解への道すじ。
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