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少女奇譚

川奈まり子 著
四六判並製 240頁 定価:1,650円(本体1,500円)
978-4-7949-7099-2 C0095 〔2019年7月〕
少女は少女であるがゆえに怪異に遭遇する。異能の奇譚蒐集家による、実話怪談ルポルタージュ。怪異体験者たちの生身の声を綴り明かす実録奇譚集。幼き日のあなただけに見えたもの、聞こえた声が再び鮮やかに甦る。



7袋のポテトチップス

7袋のポテトチップス

――食べるを語る、胃袋の戦後史

湯澤規子 著
四六判並製 344頁 定価:2,200円(本体2,000円)
978-4-7949-7079-4 C0021 〔2019年3月〕
戦後史を「胃袋」から見ると、どのように見えるのだろうか。戦前・戦中・戦後を通して語り継がれた食と生活から見えてくる激動の時代とは。歴史学・地理学・社会学・文化人類学を横断しつつ、問いかける「胃袋の現代」論。



異教の隣人

釈徹宗+毎日新聞「異教の隣人」取材班 著
マンガ:細川貂々
四六判並製 288頁 定価:1,815円(本体1,650円)
978-4-7949-7061-9 C0095 〔2018年10月〕
異国にルーツを持つ人たちは、どんな神様を信じて、どんな生活習慣で、どんなお祈りをしているのか? イスラム教、ユダヤ教、ヒンドゥー教からコプト正教まで、気鋭の宗教学者と取材班がさまざまな信仰の現場を訪ね歩いて考えたルポ。



古本的思考

――講演敗者学

山口昌男 著
四六判上製 344頁 定価:2,970円(本体2,700円)
978-4-7949-7059-6 C0021〔2018年9月〕
後期⼭⼝⼈類学は、⾃ら「敗者学」と名づけた、近代⽇本において挫折した⼈々や戊⾠戦争に敗れた幕⾂たちのネットワークの探求に向けられた。昭和の論壇をリードしてきた文化人類学者が語るファン垂涎の「敗者学」入門テキスト。



坐の文明論

坐の文明論

――人はどのようにすわってきたか

矢田部英正 著
四六判上製 368頁 定価:2,420円(本体2,200円)
978-4-7949-7027-5 C0095 〔2018年6月〕
わたしたちの文明を物心両面にわたって育んできた「坐」の技法。いま失われかけているこの身体技法を、世界的・歴史的な視座から再構築する壮大な試み。〈人とすわること〉 についてをトータルに考察した、画期的な文明論。



昭和ノスタルジー解体

昭和ノスタルジー解体

――「懐かしさ」はどう作られたのか

高野光平 著
四六判上製 380頁 定価:2,750円(本体2,500円)
978-4-7949-6996-5 C0095 〔2018年4月〕
わたしたちはなぜ「昭和」を愛するのか? 高度成長期の終焉以降、昭和を愛好する文化がどのように形成されてきたかを、マンガやテレビ、雑誌、広告、おもちゃ、音楽、映画、ファッション、レジャー施設など幅広い領域に目を向けながら考察する。



迷家奇譚

川奈まり子 著
四六判並製 312頁 定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-6963-7 C0095 〔2017年5月〕
「いや、実はこんな話があってね……」ネイルサロンで、暑い夏の坂の途中で、または深夜の電話口から、人々は不意に怪異を語りだす。奇譚に埋め込まれ、漂っている記憶とは。口の端に上る「裏側の世界」を女性作家が巡り歩く、オカルトルポ。